ホエールウォッチング ツアーに行こう!

比較的安価、かつ安全に、クジラの姿を楽しむ最善の方法が、
観光船やダイビングショップのツアーです。

 

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ホエールウォッチングに行こう!

クジラって実は!?

「クジラ」という言葉でイメージするのは海のとても大きな動物で、潮吹きなどしているイメージかと思います。

クジラは哺乳類(網)のクジラ目に属している80種類の動物すべてをさします。

その中でも「ハクジラ類」と「ヒゲクジラ類」の2つの大きなグループに分けられます。

ハクジラ類

ハクジラ類はしっかりとした歯とあごを持っており、それで魚やイカまたは海生哺乳類などを主食にしています。

ハクジラ類の中でも最大なのがマッコウクジラで、1000m以上の深海でダイオウイカなど食べたりしているようです。

また、一般的に「イルカ」と呼ばれている種類もハクジラ類の一種で、ハクジラ類で小型の動物が「イルカ」と総称されています。

ヒゲクジラ類

ヒゲクジラ類は歯を持っていません。代わりに、口腔内に上あごから垂れ下がる何百枚ものヒゲ板を持っています。

そして、オキアミやニシンなどの群集性の魚類を海水とともに口腔内に捕らえた後、海水だけを吐き出します。このときにヒゲがフィルターの代わりになり餌だけが口の中に残る仕組みになっています。

ヒゲクジラ類の特徴としては、季節ごとに大規模な回遊をする点です。クジラ類最大中最大のシロナガスクジラやザトウクジラ、コククジラ、セミクジラなどが長い回遊をします。

エコロケーション(反響定位)

採餌の為に器官とその方法が異なるハクジラ類とヒゲクジラ類だが、ハクジラ類を特徴付けるものは、歯の存在以外にエコロケーション(反響定位)を行う事が出来る点です。クリックと呼ばれる小刻みな音を体の前方に発信し、対象物に当たって反射した音から、対象物の位置や大きさ、形などを把握する能力です。この能力によりマッコウクジラは光の届かない深海にてイカを捕らえることができます。

ハクジラ類の一種:マッコウクジラ ハクジラ類の一種:バンドウイルカ ヒゲクジラ類の一種:シロナガスクジラ

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クジラを観る!!

ホエールウォッチングツアーを利用しよう!

(観光船を出している会社は、海の状況とそこにやってくるクジラの生態を熟知しており、短い日程で効率よく、比較的安価に、かつ安全に、大海原を泳ぐクジラの姿を楽しむ最善の方法になる。)

一般的には観光船やダイビングショップのホエールウォッチングツアーを利用するのが一般的です。

こうした観光船を出している会社は、その海の状況とそこにやってくるクジラの生態を熟知しており、短い日程で効率よく、比較的安価に、かつ安全に、大海原を泳ぐクジラの姿を楽しむ最善の方法になります。

ホエールウォッチング

また、チャーターできる小さな船に比べれば、乗り合いの観光船は比較的大型で、たいていはキャビンがあるため、雨が降ったり風が冷たいときなどの快適さは何ものにも代えがたいものです。

乗り合いの観光船でも、大型船ではなく、モーターボート型のものや、インフレタブルボートが使用される場合もあります。海上を走る爽快さや、海面から近いことで感じる臨場感はオススメだが、雨風だけでなく波やしぶきがかかることもあり、そのため衣類を身に着けるとともに、カメラなどを波しぶきから守るための袋やバックを用意しておきましょう。

ホエールウォッチングツアー

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クジラとの距離

(クジラ・ウォッチングをする船はそのための許可を必要とする(乗り合いの観光船はこうした許可を必ず得ている)。)

世界の多くの海では、ホエールウォッチングをする船はそのための許可を必要とします。たとえそうでなくとも、エンジンがという騒音をたてる乗り物で、クジラ達の世界に立ち入るのです。必要以上の接近を避け、またクジラのいる海域では船足を落とすなど、クジラ達の暮らしを妨げないように注意を払いたい。

  1. 船はクジラの300mからは減速し、クジラの方から近づくようであれば50m以内に近づかないようにする。
  2. クジラから船にかなり接近して来た場合は、ニュートラル状態(エンジンを切ったような状態)にし、そのままの状態に保つ。
  3. クジラを無理に追い回さない、進路を妨害する行為をしない。
  4. 水中でのウォッチングは禁止されています。

一般にクジラへの接近は、上記のような方法がとられています。しかし、時には船に興味を持ったクジラが、波間に漂う船に接近してくる事もしばしばあります。

クジラの思わぬ接近はホエールウォッチングの何よりの醍醐味です。

クジラとの距離

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